ついに新元号が発表されました。
新元号「令和」のもとになったのは、次の歌です。
『万葉集』巻五 梅花の歌
「初春の令月にして、
気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、
蘭は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かおら)す」
時は初春の良き月、空気は良く風もおだやかで、
梅は鏡の前で装うように白く咲き、蘭は身につけた香のように香っている、といった意味です。
何だが心が優しくなるような歌ですね。
此処に載っています梅の花は、私が2月に撮影した梅で、赤く咲いていますが
梅の種類によっては、赤や白やピンク、様々な色があり、それを鑑賞するのも
また一つの楽しみかたです。
令月は、2月の別名であり、同時に「何事をするにもよい月。」を意味しています。
「明日への希望と共に、それぞれの花を大きく咲かせることができる願いをこめて」
「希望に満ちた新しい時代」
そんな新しい時代を迎えられることと命に感謝し
一日一日を大事にしていきたいですね。