そろそろ平成最後のお花見となりますね。
「散る桜 残る桜も 散る桜」良寛禅師 辞世の句と言われています。
桜の木から、花びらが散ってゆきます。
その散っていく花びらを見ている木に残った花びらも、やがて散り行く定めにある・・・
今まさに命が燃え尽きようとしている時、たとえ命が長らえたところで、それもまた散りゆく命に変わりはないと言い切る良寛禅師の心。
桜は咲いた瞬間から、やがて散りゆく運命を背負う。
人は生まれた時点で「寿命」という余命を余儀なくされ、生きていることを忘れてはいけない。
誰もが、生きて、死ぬのである。
私には少し難しいが、息子も春休みに突入したので、平成最後のお花見を一緒に楽しんで、人生をまっとうしよう。