卒塔婆は故人様やご先祖様を供養するために立てるもので、追善供養(ついぜんくよう)に用いるものです。追善供養とは「生きている人の善行が故人の善行にもなる」という考え方のようです。
一般的には故人様1人に対して1基立てることが多いようですが、決まりはありません。
複数人が卒塔婆をたてる場合は、卒塔婆立てからはみだすほど多くならないよう、「〇〇家一同」「兄弟一同」など、複数人で1基などご家族様内であらかじめ決めておくと良いですね。
なお、浄土真宗は卒塔婆を立てないことが基本です。浄土真宗では、人が亡くなったあとすぐに極楽浄土へ往生すると考えられており、故人様の往生を念じる必要がないことから卒塔婆を立てないそうです。
地域によっては浄土真宗でも卒塔婆を立てるところもあるようなので、菩提寺がある場合は事前に確認をしておくと良いと思います。
卒塔婆を立てる時期は納骨式、年忌法要、お彼岸、命日、お盆などとなります。下げる時期は特に決まっていないので新しくするタイミングで古い卒塔婆を下げるようにすると良いかもしれません。
お坊さんナビでは卒塔婆1基5,000円(税別)でご用意しております。
ご用意が必要な場合はお問い合わせの際にお申し付けください。