梅雨が明け、とても暑い日が続いています。
8月はお盆の時期でもある為、お墓参りに行かれる方も多いかと思います。
お墓参りへ行かれる方はこまめに水分補給をし、熱中症に気をつけてください。
お墓参りのお供え物は基本的に仏様や故人、ご先祖様へ感謝の意を示す為の一つの方法だそうです。
またお盆時期になると、「なす」と「きゅうり」で馬と牛を作る慣習が日本にはあります。
きゅうりの馬は「精霊馬(しょうりょううま)」、なすの牛は「精霊牛(しょうりょううし)」と呼ばれています。
お盆飾りとして代表的ですが、何故お盆で飾るのかご存知でしょうか。
きゅうりは馬、なすは牛を表し、ご先祖様があの世とこの世を行き来するときの乗り物を表しているそうです。
きゅうりの馬は少しでも長くこの世にいてもらいたいから早く家に帰ってこられるように、
なすの牛には慌てずゆっくり帰ってほしいと願いが込められています。
地域によっては意味が違ったり、なすやきゅうり以外のものを飾るところもあるそうです。
地域で様々なお盆飾りが飾られているそうですね。
果物やお饅頭など、他のお供え物ならば家族でいただいても大丈夫ですが、
お盆飾りで利用したなすときゅうりは「ご先祖様の乗り物」であり、お供え物とは少し違う扱いになります。
その為、お盆が終わったからといって食べてはいけないようです。
土に埋めたり、清めの塩とともに半紙に包んで生ごみとして処分するか、お焚き上げをしてもらうようです。
弊社ではお盆の法要と併せてお焚き上げもサービスで行っております。
ご希望であればご依頼の際にお申し付けください。